トラックベース?それともボディカット?

キャンピングカー 中古 写真1 中古 キャンピングカー 写真2

国産キャブコンタイプのキャンピングカーには、カムロードやエルフ、バネットトラックや
ライトエースなどのベース車両が使われているのが一般的。

  しかしこれらのトラックベースとは一線を画す
  車両として存在しているのが、いわゆるボディ
  カットキャブコンと呼ばれるジャンル。

  古くはトヨタのグランドハイエースの屋根を惜
  しげもなく大胆にカットし、本格的なキャンピ
  ングシェルやハイルーフを載せる手法が存在し
  ていました。

  いずれのベース車両も、トラックベースの弱点
  である、乗り心地や運動性能、運転席周りの雰

囲気等を補うべく、設計し、製造されていました。

今でも中古キャンピングカー市場で時々見かけるこれらの車両、多少古くてもその洗練され
たスタイルは色褪せていません。

トラックベース?それともボディカット?

キャンピングカー 中古 写真3 中古 キャンピングカー 写真4

国産トラックをキャンピングカーのベース車両として使用する場合の、最大のメリットは、
左側写真の通り、鼻(ノーズ)が短く、その結果、車両の全長を抑えることができること。

  グランドハイエースの生産終了によって、ボデ
  ィカットキャブコンに使えるベース車両が事実
  上途絶えたことから、国産キャンピングカービ
  ルダーは、カムロードなどのトラックをベース
  としたキャンピングカーのみの生産をするしか
  ありませんでした。

  そんな状況を一変させたのが、200系ハイエ
  ースと呼ばれる新型ハイエースの登場でした。

  ワイドボディのラインナップに加え、現在の車

流であるモノコックボディは採用せず、トラックと同じフレーム構造の車両は、天井をカッ
トしても、ボディ全体の強度低下が少なくて済みます。

様々なキャンピングカービルダーが、積極的に200系ハイースのボディカットキャブコン
手掛け、市場は一気に活性化しました。

ハイエース自体のベース車両価格が高額なこともあって、新車キャンピングカーはそれなり
のお値段ですから、数年後に中古キャンピングカーとして市場に出てきた時が楽しみなジャ
ンルでもあります。

新車だとちょっと手が出ないようなハイエースのボディカットキャブコンも、5〜7年落ち
ともなれば、リーズナブルになっていると思います。

新型のキャラバンも発売され、キャラバンベースのボディカットキャブコンも登場してくる
ことを思えば、本当に楽しみです。

トラックベース?それともボディカット?

キャンピングカー 中古 写真5 中古 キャンピングカー 写真6

以前はトヨタから供給された、コースターベースのベアシャーシを使った国産フルコンも存
在しましたが、現在は供給されていないため、マイクロバスの窓から上をカットした、国産
キャンピングカーが今は販売されています。

  正確にはシャーシの上に載せるという工法では
  ないため、国産フルコンとは呼ばず、一部の関
  係者やキャンピングカー雑誌などでは、「セミ
  フルコン」なる呼ばれ方をしているようです。

  このコースターやシビリアンなどのボディをカ
  ットしたキャンピングカーのメリットは、何と
  言っても内装の自由度が高い点。

  がらんどうの状態から造り上げていく訳ですか
  ら、他の国産キャブコン同様に、室内レイアウ

トがいか様にでもできるという点が最大のセールスポイント。

スクエアな室内空間を広々と使える上、マイクロバスベースのため走りの安定感はピカイチ、
さらに国産エンジンの安心感も相まって、相当玄人ウケするキャンピングカー。

もちろんそれなりのお値段ですから、ここは5〜7年落ちの中古セミフルコンを狙ってみる
のもひとつの手だと言えます。

国産車両ベースのキャンピングカーでは、これ以上のものは望めませんから、中古キャンピ
ングカーを狙っている方であれば、玉数が少ないため、アンテナを高くしておかなければな
りません。

私も憧れている、至高のキャンピングカーですね。

▲ページトップに戻る